薪ストーブ始めました

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1.はじめに ~ ストーブ選び 
 「暑さ寒さも彼岸まで」という2019年3月の中旬に薪ストーブ始めました。
なぜかというと家の塗装予定があり、足場を設置するのでそれに合わせてバタバタと薪ストーブ設置を決定。プレミアムフライデーどころかプレミアムエブリデーとなり在宅時間も長くなったので、電気代・灯油代の節約にもなるかなーと。薪は購入することなく所有の雑木林で調達できるのでタダ。切り出しと薪割の労力は必要だが。
 
薪ストーブは住宅地なので周辺への影響が少ないものできれば日本製にしようとしていて、ネットで検索し「AGNI-CC」に決定。
特徴は
 ・クリーンバーンとツイン触媒を組み合わせたハイブリッド燃焼システム
 ・針葉樹も燃やせる・・・今のところ燃やす予定はないが
 ・分解・組立が可能で保守・点検作業が容易

展示品を見ながら設置についての疑問点等を聞いた。
 ・ネット情報で重量があるので床の補強が必要とあったが、炉台を設置するので足の「点荷重」でなく「面荷重」となるのでOK。
 ・壁側の耐火も本体の遮熱板と設置する遮熱板により対処できるとのことでOK。
 ・一番心配だったのは煙突掃除。二階建てで勾配の急な方へ煙突が出るため煙突掃除が自分でできない。だが、薪ストーブへの接続部分が外れるので室内から可能。また先端金具を小さなものとすればここの掃除もOK。

設置予定場所を見てもらい必要煙突長さ(5m)を確保できることを確認。設置場所から扉取っ手は「左」を選択。

2.設置工事
 塗装用足場のあるうちに屋根での作業が終わった。屋根から煙突を下ろしたところ壁から煙突中心まで45cm。このままでは本体が室内側に大きくはみ出すことに。角度管を使用して壁側へ寄せることに。

AGNI-CC 30°管で壁側へ 壁から天板まで20cm
炉台前面 空気調整板から25cm 炉台側面 本体から15cm 小さなトップ

3.試し焚き①
 「ドラフトがうまくいかないで部屋に煙が充満し、近所から火事だと思われる」、「塗装の焼けるにおいで眠れなくなる」との忠告があり夜の10時過ぎに試し焚きを開始。
まずは、ロストル構造のグレート(すのこ状)が隠れるように灰を入れる。天板を外し、着火剤を煙突側に持っていったら強烈な吸い込みがありドラフトは心配なし。

4.試し焚き② ~ 火を上からつけるか下からつけるか
 AGNIの説明書には薪を積み上げて上から着火するように書いてあるがストーブ屋さんのご主人は上から、奥さんは下からと流派がちがう。試し焚きなので薪の量も少ないため下からを選択。窓を開け換気扇を回して待機。200度を超えたあたりで本体から煙が出て塗装の焼けるにおいが。といっても「眠れない」ほどではなかった。300度を超えたあたりで空気を調節し、このまま就寝。三度目の試し焚きではほとんどにおいもなくなった。

5.通常運転
 薪の追加は横の扉から入れる。炉台の正面は広いが、横は15cmなので万が一のため防火シートを購入し、横扉開閉時には敷くことにした。正面もあと10cm小さくすれば通行の邪魔にならずよかったかもしれない。

薪を追加する横の扉 防火シート

 娘宅にAndersenの古い薪ストーブがあり、それで少しは慣れていたのだが燃焼状況は全く違う。AGNI-CCが「薪ストーブ」だとすると、古いストーブは「焼却炉(燃えるのは早いがあったまるのは・・・)」。そのくらいの差がある。

 着火時にはどうしても煙が出るので、なるべく細い木で早く炎が上がるようにした。10分くらいで火が回り煙がなくなる。

 ガラスの汚れは気にならなかったが、試し焚き3回と4時間の通常運転での汚れを確認するため拭いてみた。ガラスの下1/3が部分的に汚れていた。後から送られてきた説明書に350°まで上げるとすすが燃えるとのこと。窓の中央部はなくなったが、左右の下側は燃えずに残った。
運転温度が低いと汚れるとのこと。これからいろいろ試してみよう。

 薪の追加時に空気調節レバーは全開にするが薪の状態で煙が出る時がある。そんな時は炊き始めの時のように前面のドアを少し開けておく。火が回り煙が出なくなったら閉じてやる。

 延長保証のため㈱岡本へ保証書を送付。安い買い物ではないので、切手を貼った返信用封筒くらい入れて置くのがお客様に対する「サービス」だと思うが。

6.火を上からつけるか下からつけるか~再び
 上から着火を試した。100°まで上がるのに30分以上かかった。
利点を挙げると
 ・煙突側から温めるのでドラフトが弱い場合には有効。
 ・薪をはじめに多く入れるので薪の追加回数が減る。
我が家の場合ドラフトは問題ないので、早く温度が上がる「下から着火」の方が良いようだ。もちろん薪の追加の手間は増えるが。

7.着火方法 ~ その1
 後から送られてきたマニュアル等を参考に自分なりの着火マニュアルを作った。
①初期着火 ~ 下から着火
 ・灰の中央をくぼませる(前扉を開けるとわかるが中央に空気穴がある)
 ・空気調整を全開
 ・薪の皮目を向い合せにして前後に置く
 ・着火剤を中央へ置き着火
 ・前後の薪に小さな薪を渡す
 ・その上に中程度の薪を渡す
 ・100°までドアを5~10ミリ程度開ける
 ・200°を超えたら空気調整を半分に
 ・350°になるまで薪を追加
 ・350°になったら空気調整を△△~△にし300°前後で巡行運転

②薪の追加 ~ 巡行運転時200°を切ったら
 ・空気調整を全開
 ・熾きの上に隙間を空けずになるべくたくさんの薪を並べる
 ・200°を超えたら空気調整を半分に
 ・300°になったら空気調整を△△~△にし巡行運転

③熾火が少しの時
 ・空気調整を全開
 ・熾火を中央に集める
 ・前後に着火時のように薪を置く
 ・中央に着火しやすい小さな薪を置く
 ・100°までドアを5~10ミリ程度開ける
 ・200°を超えたら空気調整を半分に
 ・300°になったら空気調整を△△~△にし巡行運転

8.着火方法 ~ その2 煙の少ない着火 ”キーワードは200°”
 煙突から煙がどの程度出ているのか気になってチョクチョク外に出て見ていたが、炉内に煙が出ていれば外にも出ているという当たり前の事実を確認。如何に煙を出さないかを試した結果次のように着火することにした。
 ・着火剤の上に置く小割の薪を多めに置き早めに炎が立つようにする ~ 5分程度で煙が出なくなる
 ・始めにおいた薪に十分に火が回り半分熾きになり200°になったところで追加の薪を入れる
 ・200°を超えてから薪を追加すればほとんど煙が出ない

薪の間に着火剤 着火用の薪 着火~炉の上まで薪を積む 煙が外に出ない範囲で開ける
5分後~煙は出ない 10分後~100° 20分後~200° 薪を追加

9.使用グッズ
 薪ストーブ運用のために購入したグッズ。これから購入を考えているのは熱伝導率の良い銅の鍋と薬缶。

ホンマ製作所のセット snowpeakのトングとセリアの箒 ランドリーバスケット~ニトリで購入

10.薪置き場
 薪ストーブが自宅と娘宅の二か所になったので薪置き場を増設した。既存の薪置き場と同じDANTEXの「薪ラック金物(ステンレス)」と「2×4材(防腐加工)」を使って作成。金物6個と8フィート(2438mm)の長さのものを10本使用し組み立てる。2×4材はなるべく反りの少ないものを選んで購入。
 金物には横・縦とも両側にビス用の穴が開いているが、横は下側、縦は左右どちらか一方だけビス止めする。既存の金物へは律義に全部ビス止めしていたが、結局金物がつぶれるだけ。残念な点は「自立」。どこかに止めないと転倒の可能性がある。

増設した薪置き場 ビス止めは片方のみ 転倒防止のチェーン

 現在、薪の長さの関係で内側を縦・外側を横にしているが逆にすれば外々で10cm広くなり35cmとなる。AGNI-CCは40cmの薪も入るので、今後薪の長さを含め検討が必要。

11.薪の準備 ~ 玉切りと薪割
 薪はシイタケ・ナメコ用ホダ木の残りを利用している。木を切る時期は11月上旬からから2月の上旬まで。11月に切るときは「葉枯らし」・「枝枯らし」といって切り倒してから1か月程度おいておくと水分の抜けるのが早い。また、2月の下旬には木は水を吸い上げ始め水分量が多くなる。薪用の木は何時切ったかで使える時期が決まってくる。
 以前は木を有効に使おうと思い枝分かれしてようが構わずに玉切りし、薪割時に苦労していた。最近は枝分かれの個所を10cm程度に切断し、残りがなるべく直線になるように玉切りしている。こうすると薪割の効率がはるかによくなるし、枝分かれの個所はそのまま焚くことができる。

12.薪ストーブの導入を考えている人へ
 結論から言うと「時間が自由になり、手間が苦にならない人」で「薪が無料で手に入る人」。
便利さを考えると「灯油・エアコン」に勝るものはない。「男のロマン」で導入すると残念な結果になる。「灯油・エアコン」はスイッチのON・OFFで簡単に運転できるが、「薪ストーブ」は着火に30分程度、その後温度を見ながら薪の追加・空気の調節とコマメな面倒が必要になる。すぐには暖かくならないし、暑いからと言ってすぐ消せない。
薪割も必要で、薪ストーブは「手間がかかる」のです。それに、灯油・電気ストーブのように夏場は仕舞っておくことができない。薪を買う場合は経済的にはペイしない。初期投資に100万円程度の投資が必要だし、年間の薪購入費用を考えたらエアコンの電気代の方がはるかに安い。薪置き場も必要になる。
 また、室内に薪を持ち込むのでゴミ・粉(※)が出る。家の新築・改築時に設置すれば問題ないが、我が家のように後から設置した場合、コマメに掃除をしないと奥様の機嫌を損なうことになる。どこかの奥様のように気にしない(掃除もしない)場合は問題ないが。薪ストーブは土間のような所に設置できれば良いのかもしれない。

 ※樹皮の下数ミリがオレンジの粉になっている。薪割をすると5ミリ位の幼虫が出てくる。正体は「チャイロホソヒラタカミキリ」。木を倒す年数・山へ置いておく期間等で少なくできるとのこと。

13.その後のエピソード
☆2024 ~ 6シーズン目
・11/28 かかり木の処理
 今シーズン最大、直径約30cmのかかり木を処理する。「元玉切り」という禁止事項の処理方法なのだが一人作業のためやむを得ず実施。
根元から90cm程度の箇所に上から切れ目を入れ反対側からチェーンソーで切っていく。これをかかり木がおりて人力で動かせるようになるまで繰り返す。
今回は5回繰り返し、枝近くまで切ったところで倒木。

・11/17 チェーンソーにはオイルが欠かせない。なるべく安くあげようと4ℓ入りを買って1ℓの容器に入れ替えている。
この1ℓの容器がなんともで、注ぎ口はきちんと閉まらない・オイルはたれるでなんか好いものはないかと探した。
 ネットの情報で洗濯洗剤の容器を使っている人がいた。奥さんに家にある洗濯洗剤の容器を見せてもらったら液だれしないような注ぎ口になっている。これなら好いと思ったが口が本体から外れない構造になっている。ま、漏斗で入れればOKなので空になったら貰うことにした。
と、100均に詰め替え用のボトルがあるとの奥さん情報で早速購入。600㎖と小さめだが、液だれしない構造で、本体から口が外れるので補充しやすい。600㎖あれば2~3回の補充が可能なので1日分としては十分。

・11/12 葉が枯れるのを待ちきれず枝切と玉切りを開始。
・11/05 目標の倒木30本終了。ただ、今年はまだ葉が青い。チェーンソーで切ったときに水を噴いた木もあった。
 「葉枯らし」の期間を長めにとることが必要。
・10/26 寒くはないけれど「亥の日」ということで「ストーブ開き」を実施。
 今年は10月に入っても暑く紅葉の進みが遅い。まだ薪用の倒木作業はしていない。

☆2023 ~ 5シーズン目
・04/16 天気予報で夏日の話しが出ている。ここ2、3日は夜中に焚くこともなかったので灰を取り出す。今シーズン終了。
・04/01 前日は焚かなかったが夜中12時に焚く。薪は通常の1/2。
・03/26 朝からの雨が昼過ぎに雪。2021年に倒木した薪は底をついたので2022年倒した1年物に手を付ける。
・03/24 昨年秋に倒して仮積しておいた薪も全てラックへ。前年度並のストックが出来た。欲を言えば後1本倒しても・・。
・03/20 彼岸である。暑さ寒さも・・・なので薪ストーブも終わりにしたいがここにきて1か月前より寒い。2021年秋に倒木した薪が底をつき、残るは小丸太が若干。
 それでも2022年秋倒木の仮ラックの短い薪があるので様子を見ながら焚こうと思う。
・01/30  部分破損の触媒だが破損部分が拡大してきたので取替えることに。火の回りが少ないほうに設置したが持たなかった。
・01/03  ストーブの触媒が破損したのでストーブ屋さんへ手配。片方は部分破損でもう一方は全損。
 部分破損の方は火の流れの反対方向に破損部分を移動して使用。全損は取替え。掃除の際に力をかけすぎたためか。HPに触媒の点検方法が載っていた。金属枠の接続箇所は熱で壊れないように火の流れの反対側にしたほうが良いのかもしれない。

       
全 損
(枠の接続箇所も破損) 
部分破損  取替え後  結局取替え 

・12/14 住宅街なので暗くなってから着火しているが今日の薪の準備状況。
 ①は着火時~300°になるまで使用するなるべく燃えやすい薪。小径木の丸太、薪割り時に小さくなってしまった薪など。
 ②は薪割りを考慮した玉切りで短尺になった薪。枝の分岐部などがある。
 ③大割の薪。②と組み合わせて使用する。長時間の燃焼を期待する就寝時に使用する。
 なお薪ストッカーは①②がランドリーバスケットで③がストーブ設置時に貰ったもの。

       
全体  ①着火開始用  ②30cm以下  ③30cm以上 

・11/13 前シーズンで確保した直径5cm以下(手の指で回る太さ)の枝を焚いたら短時間で300°超えした。細いのはほとんど山に放置しているがなるべく確保しようと思う。
 ただ、短時間で燃え尽きてしまうので焚き始めや傍にいるときに限るが。
・10/25 着火剤が無くなったので買っておいた着火剤を使用する。アウトレット物なので半分に欠けているものが多いが半分のものでも薪への着火は十分。
 商品名 「CRISPY STARTER」 おすすめ。ただ、エコ着火剤より着火に多少時間がかかるのでターボライターを使うとよい。
・10/22 「亥」の日ではなかったが試運転。開始前に「スズメの煙突掃除」の後始末をする。
・10/17 今シーズンの倒木開始。とりあえず10本ほど切る。19日にも約10本切る。「葉枯らし」のため残置する。

     


☆2022 ~ 4シーズン目
・06/25 鉄筋カッター到着。SC-12、4~12㎜用。
 ホーマックでワイヤーメッシュを購入し仮ラックを増設。とりあえず崩れた箇所の薪を仮ラックへ移動。
・06/22 形の不揃いな薪をラックの上段に積んでいたら薪が崩れてきた。ワイヤーメッシュの仮ラックを増設するためホーマックへ。
 前回、1mに切断するのに苦労した(店のクリッパーが台に固定されていた)ので鉄筋カッターを探したがなかった。
 ムサシでもクリッパーはあるが鉄筋カッターがない。Amazonで注文。鉄筋カッターが届いてからワイヤーメッシュを買うことに。
・05/07 連休最後の日曜日は朝から雨。夕方肌寒いので石油ストーブを点火。薪ストーブの灰もそのままだし小丸太もあるしということで薪ストーブ点火。
 真冬ほどの寒さでないのですぐに200°になる。空気を絞っても十分温かい。
・04/22 室温が20°を切ると肌寒くなる。今シーズンに切った直径5cmの小丸太もそのままでは燃えにくい。乾燥度合いを計ったら20~30%ある。
 半分に割って1週間も置けばチョイ焚きにはもってこいの薪になる。
・04/19 仮積していた薪用に単管パイプ薪棚を再増設。固定クランプがなかったので全て自在クランプで組み立てたが柱部分が安定しない。
 柱部は固定クランプでないとダメというのを確認。別な店で購入、固定クランプに取替え完成。
・04/09 切り株が長めのものを再切断。1、2日分くらいはあるか。
 夜になると石油ストーブを点けてしまう。ネットを見ていたら細いものを本格運転の繋ぎに焚いているとの情報があった。
 直径5cm以下(手の指で回る太さ)の枝は山に置きっぱなしなのでパレット(1.1m)の長さに切って積んでおこうと思った。
 細いので乾きが早いはず。本格運転の前に使えれば良い。
・03/27 分岐部の薪を入れておくメッシュパレットが満杯になっているのでワイヤーメッシュで仮ラックを作った。
 D5(5ミリの異形鉄筋)のワイヤーメッシュを半分に切りインシュロックで数箇所を結束。薪を入れたら多少膨らんだ。

仮ラック    再増設棚  薪 崩壊  SC-12  増設仮ラック 

・03/26 灰を全部取り今シーズン終了。あとは石油ストーブで対処。
・03/25 最後の薪に点火。薪置き場の都合で娘2号の所へ1/2ラック分の薪を運んだことをチョット後悔。
・03/24 少し寒かったので再点火。ドラフトOK! たまった灰を取るときにフィルターの掃除も忘れずにと思った次第。薪の残りはあと1~2日分。
・03/22 ドラフト力が弱くなった。乾燥が18%程度の薪を燃やしているせいかガラス窓に煤もついている。暖かい日が続いているので灰を取り一旦ストップ。 と、フィルターを見たらだいぶ詰まっている。ドラフトが弱くなったのはこれが原因か。
・03/05 昨年玉切りした薪割りが9割り方終わった。あとは枝の分岐部などの不定形な部分が山に残っている。
 最近、掃除機のゴミが気になる。「ダイ〇ン」も「ル〇バ」もゴミ捨て時に細かいゴミ(ホコリ)が多い。
 掃除機は紙パックの方がいいのかと思い検討。新規購入の前にストーブ周りは手持ちのマキタ(紙パック)で掃除することにした。
・02/08 年明けて1ヵ月。そろそろ乾燥した薪が少なくなってきた。大きく割っていた薪は半分にして乾燥を進める。
 薪の置き場所によって乾燥度合いが違う。表面が5%程度だとOKのようだ。春分まで持つか今からヒヤヒヤ。
・11/10 波板設置。短管パイプのほうは薪がはみ出すが仮置き場なのでこれで良しとする。
・11/09 今年作った単管パイプの薪置き場と以前からある軒下の薪置き場にポリカの屋根を作るためにホーマックへ。
 波板のポリカ、ポリカーボネートが別物だとは知らなかったが安価なポリカを選択。軒下の長さ8ftのラック用には8尺の波板ポリカを
 半分に切って使うことに。・・とここでフィートと尺がほぼ同じということに気が付いた。ちなみに1ft=1.006尺。
・11/06 暦の上では「炉開き」。ということでストーブ焚き始め。18時から22時頃まで焚く。
・11/04 玉切りした物の運搬、そして薪割り。
 薪割りしたすぐラックに積まないでしばらくそのままで放置するのだが忘れて積んでしまった。

       
地面の関係で傾斜が付いた    たわむので中間に板を設置   

・10月下旬 玉切り、ほぼ完了。
・9月下旬 彼岸過ぎに倒木開始。まだ葉が付いているので倒したままで「葉枯らし」する。
 針葉樹(杉)の場合、一ヶ月ほど置くと良いとのことだが広葉樹の場合は葉が枯れれば大丈夫だろう。
・残しても邪魔になるだけなので針葉樹のカヤ・モミも倒木。焚きつけ用に使用予定。
・9月中にとりあえず25本を倒木。
・単管パイプの薪置き場増設
 家の周りが薪置き場だらけになっているが、今年切った薪の置き場がない。花壇をつぶして二連の単管パイプ薪置き場を設置することにした。
 ホームセンターで必要物品を購入。費用は2万円弱。
※必要物品

本 体    雨除け、振れ止め用※ 
品 名  規格   数量 備考 
ブロック    4   
φ48.6単管パイプ  2m  8   
〃  1m   2 下部 
φ48.6クランプ  自在   8  
〃   固定 4  柱用
固定ベース      ゴム足でも可 
端部キャップ    6  上、正面 
   
品 名   規格  数量  備考
φ36単管パイプ  2m  2   
〃   1m 2   
φ36クランプ     4   
異径クランプ    4   
キャップ     2  
 ボード     1  
ボード止め材     

                                  ※軒下の場合、振れ止めはロープ金具とチェーンでもOK

ブロックの上に2mの単管パイプを並べる 1mの単管パイプをクランプで接続 下で組んだパイプを立てる・・・横棒を間違える
今回の正しい横棒は内側 振れ止めの38mm単管を接続し完成 クランプ用 17・13ソケット


☆2021 ~ 3シーズン目
・10月18日「亥」の日、試し焚きを兼ねて火を入れた。まずはメッシュパレットの半端な薪から焚く。11月末まではメッシュパレットの薪だけで済んだ。
・少しでも薪置きスペースを増やすため横が6ft(1820mm)のラックを8ft(2438mm)への改造を実施。 DANTEXはもう販売してないので代りの金物を探したら使えそうなものがあった。この金物を中間用に使用。

改造前 横6ft 中間用金物 改造後 横8ft

・2022年2月中旬、薪はあるけど切ってから1年経っていない薪だけとなった。その中でどの薪が古いのかわからない。適当に焚いてみたがなかなか温度が上がらないことがある。勘に頼るのではだめなので含水率計を購入した。含水率計はいろいろ販売されているがネットの情報を参考に選んだ。
早速、割って測ってみると20%前後の薪が多いが中には25%程度の薪があることが分かった。この薪を外して焚くと安定した燃焼となった。

ダッチウエストジャパン MD-826

・3月 9日 1本ごとに含水率を測りながら焚いていたが、18%がメインになると200度以上にならない。あきらめて今シーズン終了。
 年齢のせいか夜中に起きていることが多い。燃料代を気にしないでいられるのが薪ストーブの良いところだ。そういえばリビング用の大きな石油ストーブを使わないで済んだ。
・3月12日 底灰も取り掃除をした。フィルターに灰が詰まっていた。乾燥の足りない木を焚いたせいか。
・6月30日 煙突掃除を依頼。煤はサラサラで量も少ない方との話。現状の一年おきの清掃依頼で大丈夫。

煙突から出た煤 清掃終了後


☆2020 ~ 2シーズン目
・10月下旬から倒木を開始した。条件の良いところだったので約30本を倒木。11月中旬で運搬までほぼ完了。山には焼却処分する先端部分と、薪割に不向きな枝分かれ部分が残されている。メッシュパレットが空になったら運搬することに。
・今年切った薪を自宅に運んだので薪置き場を二重にすることに。金物を検索したがDANTEXで出てこない。何とか見つけて3組(6個)注文。追加注文しようとしたが在庫なし。
 以前のストーブが短い薪だったので縦を内側にしていたが今回からは縦を外側にした。この方が少しであるが安定感がます。
・薪の運搬が順調に進み庭が薪だらけになった。薪の仮置きのため手元にあった単管パイプで作成。端部を井桁積みしなかったので途中で崩壊。積み直しに。
・ほぼ2年分の薪をストックする事になるため単管パイプの仮置き場を二連にし、崩壊防止に上部をチェーンで結合した。

DANTEXで二重にした 単管パイプの仮置き場 二連にした単管パイプの仮置き場
崩れ止めに上部をチェーンで結合

・10月下旬から焚き始める。夜中に起きても寒くないようになるべく遅い時間に焚き始めることにした。メッシュパレットのものを先に焚くことに。11月いっぱいはこれだけで持ちそう。
・薪にならない先端部分を山で焼却するためドラム缶(半割)を入手。焼却で出来た灰は薪ストーブに入れ再度高温で焼却し夏に「炉灰」にする。
・12月上旬 監視カメラ設置のため市道整備のお手伝い。倒木した木は現地で枯れさせて処分するとのことで薪用に貰うことに。木は「ニセアカシア」が大半。これがまた硬い木で、普通チェーンソーはフルスロットルで操作するのだがそうすると切りくずが目立てしてない時のように細かくなる。
 スロットルを少し抑えて大きな切りくずが出るようにして何とか玉切りをした。それでも燃料を入れる度に目立てが必要だった。自宅に運搬したのはいいが薪置き場は満杯。急遽単管パイプの薪置き場を増設することに。

メッシュパレットが空になったら運搬する ドラム缶(足は植木鉢の台を逆さまに使用) お手伝いで貰ったニセアカシア

・2021年1月末 ストックの薪が切れた。薪の購入を検討したが、1立米送料込みで3万円弱になる。それならばエアコンと石油ストーブで対応した方が安価で手軽であるとの結論に至った。来シーズンは薪置き場も増設したしニセアカシアもあるしこれで何とか3月いっぱいまで持ってほしいもんだ。薪ストーブを止めて感じるのは薪ストーブは部屋全体を暖めるだけでなく家全体もある程度暖めるということ。
・夜中に起きて寒かったので5cm程度の丸太を焚いてみた。3ヶ月程度の乾燥でもなんとか行けそう。2月11日深夜、この丸太も無くなったので今シーズンの薪ストーブ終了。
・山に置いていた半端な薪を運搬(左上の写真)。試しに焚いてみたら結構いける。ただ、着火に細く割ったものが多く必要なのと200℃になるまで1時間かかる。
・半端な薪もなくなり、今年は終了と言いながら乾燥の進んでそうな薪を持ってきては焚いていた。温度が200℃くらいまでしか上がらない。奥さんからは「まだ焚くの」と意志の弱さを指摘されてるようで、底灰があるからいけないんだと3月6日、日中の温度が4月下旬というのも手伝って思い切って底灰を撤去した。今シーズンは本当に終了。
・薪置き場をさらに増設し全部で5か所にする。
・一日中薪ストーブを焚いているということはなく、夕方4時頃から11時頃まで。これで薪が持つかどうかは今年のシーズンで検証。足りなかったらどうしよう。家の周りにはこれ以上薪置き場を設置する場所がない。
・薪の枝分かれ部分をストックするため、メッシュパレットを購入。ベランダ下に置けるギリギリの、奥行85cmのサイズをチョイス。当初、袋に入れてストックしていたが場所をとるため購入を決意。カタログを見ていたら重ねることが来出るようなので2個購入することにした。
 また、これに薪を入れてストックしている例も紹介されていた。今回増設した薪置き場で不足するようならこのメッシュパレットで対処しようか。

設置したメッシュパレット



☆2019 ~ 1シーズン目
・本格的なストーブシーズンを迎えた11月下旬、2回ドラフトがうまくいかず室内が煙だらけに。風が少し強い日だったので風のせい? 部屋を閉め切って着火したのが原因?その後、薪を上まで積まないで着火し、状況を見て薪を追加している。
 原因判明! 犯人は換気扇。 たまたま着火時で前面ドアを開けていた時に換気扇を回したら煙が室内へ。あわてて換気扇をストップしたら正常に戻った。
・薪をリビング内に入れているせいか黒い小さなクモを見かけるようになった。ネットで調べたら「アダンソンハエトリ」というチョッとカッコイイ名前の奴だった。ダニなどを食べるいい奴なのだが如何せん奥様が・・・。申し訳ないが掃除機で吸い取っている。
・1月中旬、一昨年ストックした薪が切れる。急遽ストーブを設置したので十分なストックができてなかったということ。これから一番寒い時期というのに。昨年ストックした中に立ち枯れした木を薪にしたものがあるので焚いてみよう。
・2020/3/17 薪のストックが切れた。 今シーズンは終了。

☆その後 あれこれ
・スズメが煙突掃除
 「煙突から音がする」との奥様の言葉でストーブを確認。煙突とストーブの付け根に少量のススが落ちている。触媒の蓋を開けると真っ黒になったスズメが飛び出してきた。しばらく部屋にいたが窓から外へ出て行った。仏壇にあげた御飯をスズメに出しているがそのお礼か? 「スズメの恩返し」は葛籠でなかったのか。残念。
・煙突から雨漏り
 10月の台風19号で角度管のつなぎ目から雨漏りが。風で横殴りの雨になったため煙突内に入ってきたようだ。風向きが変わると入ってこなくなった。
・室内干しの洗濯物が良く乾くと奥様のお言葉。