間取り
 最終的な間取りは下図のようにしました。これに落ち着くまでは何度も図面を書き直しました。施工に入ってからも変更しましたが・・・。

1F平面図

2F平面図


ポイントは
 ①茶室部分はメーターモジュール
  1F茶室部分がメーターモジュール、その他を通常の幅とするため、柱の位置合せに工夫をしています。
 ②日常の生活空間を2Fに上げて、お茶の空間とある程度区分した。
 ③水屋から外(蹲側)に出ることができる(茶事を考えた場合に必要になる)。
 ④八畳に廊下をつけ、茶事時の場合に待ち合いとして使用できる。
  ここは当初土間にするつもりでいたのですが、最終的には廊下にしました。結果的にはこの方が良かったです。
 ⑤床脇に地窓を付け換気に配慮した。
  お茶は炭を使用するので換気には十分配慮する必要があります。
 ⑥四畳半の外側にはひさしを付けた。

欠点としては
 ①茶室の上が台所、居間となり音が響く。
 ②四畳半の床の奥行きが64.5cmと狭くなった。
 ③(客が)八畳から四畳半に入る場合は八畳の手前畳から入るようになる。
 ④メーターモジュールとその他の調整をとるため八畳間に柱が2本並んだ。

八畳間の西側壁面